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内観レポート記事をご掲載頂きました

この度、中国工場スタッフ張秀嬋が年末年始 に体験した内観レポートを

瞑想の森内観研修所さまのFacebookにてご紹介いただいています。

出典:瞑想の森内観研修所様 Facebook

2018年1月17日

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日本の企業で働く中国人の張秀嬋さんが、瞑想の森内観研修所での内観体験を社内でレポートして下さいました。
日本語が堪能な外国の方が一週間の集中内観をされるのは大変貴重ですので、御本人の許可を得て以下に記載いたします。
中国語版も次回ご紹介いたします。
海外に内観が広まる一助にならんことを願います。

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集中内観レポート
2017年12月28日~2018年1月3日

日本のお正月の休みを利用し、社長と一緒に一週間の「集中内観」を参加しました。
「内観」という話は最初牡丹から聞きました。社長からも何回おススメしたことがありますので、せっかく日本に研修するので、今回のお休みで体験しに行きました。内観については下記通りです。

①「集中内観」とは日常のあらゆる情報を遮断します。もちろん、電話、ラジオ、本とか全部するのはだめです。また内観者と話しのもだめです。
朝6時起床、夜9時就寝、1日15時間には内観しています。
お風呂、お手洗い、食事中などいつでも内観しています。

②内観のテーマは下記の三つがあります。
1. していただいたこと
2. して返してこと
3. 迷惑をかけること
この三つのテーマで、年代区切って自分の身近な人を調べます。昔から今までについて、3~4年ずつ年代を区切って調べます。

③調べる対象は母からです。
私の順番は「母→父→兄→姉(兄の奥さん)→弟→友人→親戚→会社の同僚→父→母」です。

④毎日は7回の面接があります。1回の面接は3~5分ぐらいです。面接するときには面接者は屏風の前にお礼をしてから屏風を開けます。開けてから、面接者は内観者は「ただいまの時間、どなたに対して、いつのご自分を調べてくださいましたでしょうか。」と質問します。内観者は上記の問題を答えてから、次の時間に誰に対して自分のことを調べるとt伝えます。面接者は「ありがとうございました。」と結び、再度お互いにお礼をして屏風を閉じます。

下記の分は私の内観です。

1日目
まだ覚えていることは全部整理しておきました。それで、自分がまだ覚えていることは少ないなあと思います。一週間の面接は大丈夫かなあとちょっと心配していました。

2日目
一日中にずっと座っていました。眠くて、全身筋肉痛です。説明会の時に「寝ても大丈夫です。」と言われましたから、面接の問題点を全部調べて、メモして置いたら、しばらく寝ました。自分が楽な姿勢でも、15分ぐらいでずっと同じ姿勢で、全身すごく疲れました、夜になって疲れすぎてすぐ寝ました。だから、1㎡の大きさは本当に役に立つと思います。

3日目
午前中にはまだ少し眠いですが、午後になったら、すごく元気になりました。なかなか寝れなくなります。また、なかなか集中に内観できないことに対してちょっと不安になりました。夜の食事中に流した参考のテープを聞きながら、昔のことに対して、もう一回振り返して考えたら、昔のことはだんだんはっきり覚えるようになりました。思えだすことはそんなに多くないですけど、当時の気持ちまでも覚えるようになりました。不思議だなあと思います。内観のことが少しずつわかるようになりました。

4日目
内観のことが少しずつ理解できるようになると、昔のことも思い出せるようになりました。
自分を調べることも多くなりました。相手が「していただいたこと」ことが多かったで、自分が「して返したこと」は少ないです。「ご迷惑をかけること」も多かったです、それで、自分のことも責めるようになりました。

5日目
毎日食事中に流した参考テープは全部聞き取れないですが、5日目になったら、楽しみしていました。五日間の長い時間に、ずっと自分のことを調べるいるから、自分の気持ちも落ち着いている感じです。

6日目
最後の日にもう一回両親のことを振り返して自分を調べました。自分が甘すぎて、話した言葉が両親に傷つけることが分かるようになって、自己反省しました。ずっと両親に持つ怨みも一気に先生に話したら、逆に両親のことが理解できるようになりました。

7日目
最後の日に、皆全員座談会をしました。内観に来る動機と内観一週後の感想を発表しました。皆もそれぞれの悩みを持って、一週間後にも来る前の気持ちから変わりました。

実は今回の内観について、最初は半信半疑という気持ちで参加しました。自分が集中内観するのができるかどうかちょっと心配しています。一週間に携帯とテレビなど見えないのは私にとって、ちょっと大変だと思います。また、自分の過去を振り返して見るのは本当に自分の気持ちが変わりますか。出来れば過去のことを振り返してみないように。。これは私が今までの考えです。でも結果は予想より良かったです。来てよかったと思います。自分が振り返して思えないことを、ちゃんと調べて、過去を振り返して思うはそんなに大変なことは大変ではないと思います。今回の内観のおかげで、今の自分は幸せだと思います。今後、自分の考え方を変わって、相手の立場からも考えるように頑張りたいです。私のことを応援している皆さんにも感謝しています。今後私も他人のことを応援できるように頑張ります。一週間の内観で、感じたことが多いです。今後もこの気持ちを忘れずに前向きに頑張ります。

今後チャンスがあれば、もう一回行ってみたいです。
行くチャンスをいただきありがとうございました。
張秀嬋
2018-1-12

 

 

ヤフーニュースに掲載されました。

 この度、ジャーナリストで”中国人の誤解、日本人の誤解”の著者、ジャーナリスト・中島恵さんに弊社スタッフを取材していただいたコラムがヤフーニュースに掲載されました。

出典・ヤフーニュース 2017年11月27

 


ジャーナリスト・ 中島 恵
中国人は財布を持たない――。最近、急速なキャッシュレス化で、モバイル決済が主流となり、中国の都市部では現金を持たない人が急増している。最近、日本のニュースでもときどき流れる話題なので、この事実を知っている人も増えているだろう。

そんな中、友人の会社に1人の中国人女性が10か月の予定で研修にやってきた。彼女は果たして財布を持ってきたのか? 日本で財布を使ってみて、どんな気持ち? 興味津々で取材してみた。

大阪・東京などに拠点がある刺繍メーカー、ゴーダグループ。同社では2年に一度、中国にある同社の工場から研修生を受け入れている。中国工場と日本オフィスとのコミュニケーションを円滑にし、言葉だけでなく日本の習慣や日本人の考え方を学ぶことを目的としているが、「日本人社員にとっても、海外からやってきた人をもてなすといういい勉強になる」(同グループ、合田陽一社長)からだ。

これまでに4人の研修生を受け入れ、今回は5人目。ニックネームは「おせん」さん。本名は秀嬋というが、嬋の字が蝉(せみ)に似ているので、当初は「おせみ」という案もあったそうだが、虫の名前はやめようということで、「おせん」さんに。中国人は同じ姓が多いので、社員に親しみが湧くニックネームをつけているとのこと。


そんなおせんさんは1989年生まれの28歳。広東省にある深せん工場の生産部で、日本からの発注を現場に伝える仕事をしていた。アニメを見て日本語に興味を持ち、約2年間勉強して同社に入社。研修制度に応募して来日を果たしたが、来日に当たり新しく用意したもの。それが“財布”だ。

ネットで買ったシンプルな長財布
中国では2014年ごろから急速にスマホが普及し、15年ごろからは銀行とひもづけし、スマホのアプリで決済できる機能が爆発的に広まった。なので、中国で現金で支払うのは海外からの旅行者やスマホを持っていない高齢者くらいだ。おせんさんもスマホ決済を利用していたので、この1年以上、現金を持ち歩く習慣がなくなっていたが、日本に住むことが決まって、早速財布を買ったという。

といっても、デパートにショッピングに行くわけではない。中国人は何でもスマホで購入するのだ。おせんさんはいう。

「日本に来る1週間くらい前にネットで探して買いました。シンプルで飽きないタイプがいいかなと思ったので、これにしたんです。価格は27元、日本円にすると480円くらいですから、とても安いですね。気に入っています」

グレーの長財布で、紙幣と硬貨を別々に入れられるタイプ。カード類もたくさん入れられそうだ。財布の中に入れているのは中国の現金と日本の現金、それに中国の銀聯カードなどだという。

中国の銀聯カードはデビットカード機能がほとんどで、これまでは現金の代わりに銀聯カードで支払いをする中国人が多かったが、それもスマホ決済に移行し、カードそのものを持ち歩かない人も増えてきた。

そんなキャッシュレス社会からやってきて、日本で現金を使う生活はどんな気分なのだろうか?

「そうですね……。現金は目に見えますけど、使うとだんだん少なくなっていくのがわかります。ちょっと寂しい気持ち……かな。それに、外出するときに財布の中にお金が入っているか確認しなければなりませんので、少し不便だと感じることもあります」

スマホの中のお金はただの数字
なるほど。確かにお金はどんどんなくなっていくのがわかる。日本人にとっては、お金が少なくなったら降ろして補充するのが当たり前なので、そういう意識はあまりないだろう。

私は新著『なぜ中国人は財布を持たないのか』の中で、来日した中国人観光客が、日本の店舗ではまだあまりスマホ決済できないところが多いことに驚いた話を書いているが、お隣の国なのに、お金ひとつとっても意識の違いは非常に大きい。

ただし、現金主義の日本にもいいこともあるようだ。彼女はこんなこともいっていた。

「現金は自分のお金だな、と感じるのですが、スマホの中のお金はただの数字、無味乾燥だと感じます。現金のほうが、もっと大事に使わなくちゃ、という気持ちになりますね」

スマホ決済は確かに便利だ。今後、日本でもキャッシュレス化は広がっていくだろう。だが、急速に便利になった中国から日本にきた彼女が、お金のありがたみを実感していることに、私は少しほっとした。

ちなみに社長の合田氏は、財布を持った彼女に「日本人にとってお金は単なるモノではなく神聖で大事なものなので、きれいに並べてお財布の中に入れること」と教えてあげたという。おせんさんの研修期間は来年8月まで。中国の南部からやってきたので「海と雪を見てみたい」というのが彼女の小さな夢だ。

G-tryホームページリニューアル!!!

こんにちは。

本日よりジー・トライのホームページが新しくなりました!

東京刺繍会社

社長やスタッフブログの更新はもちろん、刺繍・2次加工のトレンド情報も毎週更新予定です。

更に多くの刺繍情報を発信していきますので是非新しくなったホームページをチェックしてください。

http://g-try.com/

 

 

 

代表あいさつ

私の祖父は四国の漁師の息子として生まれました。

14歳のころ大阪の刺繍屋に丁稚奉公として修行を積んでいます。

当時の刺繍というのはミシンの上に生地をおき、その台を前後左右に自在に動かし縫っていく職人性の高い仕事でした。

幼いころ働いていた四国の工場の機械で指を数本落とした祖父ですが、持ち前の反骨心でハンディを見事に克服し一流の職人になったそうです。

筆で書く文字よりも刺繍で描く文字の方が綺麗であったという逸話もあります。

戦後 進駐軍が入ってきて軍服に入れるJOHNとかTOM等のネームが刺繍屋の大きな仕事でした。

1人分のネームを入れる金額と当時の散髪代が同じであったそうです。

1枚30秒ほどで今の3000円ほど稼げるというかなりいい商売でした。

しかしいつまでもいい事は続きません。

父が家業を継ぐころには刺繍もミシンの技術高度化と共に大量生産化が進み、かなり苦しい時期を迎えます。

私が誕生する頃には下請けさんはカラーテレビを持ち高級車に乗っているが、私の家は白黒テレビに軽トラという時期が続いたそうです。

その頃、父はアメリカで刺繍をビジネスとして大々的に活躍しているコーク・シュナイダーさんという方の本に出会います。

父は当時まだ会ったこともないコークさんに手紙を書き、強引にも修行させてくれと現地に乗り込みます。

そこで見たものは、日本と全く違う刺繍の世界でした。

ヨーロッパではお城のような家に住んでいる刺繍屋もいる。
アメリカでは自家用セスナで商談に行く刺繍屋もいる。

常々祖父は父に、刺繍屋でも海外でビジネスができると男のロマンを語っていたようですが、この時にそのスイッチが入ったようです。

研究に研究を重ね、ついにアイロンで接着できるエルファンワッペンを誕生させました。

いまでは、世界中で当たり前になっている手法ですが、当時では画期的だったのです。

今でもその手法は全世界中で使われています。

その後、刺繍の世界にも大きな波がやってきました。

それは世界が小さくなり繊維の世界も海外生産がメインになってきた事です。

特に中国は目覚しい発展を遂げ、父の時代にスタートした中国工場は今や無くてはならない存在となっています。

そして私は今、刺繍屋として新しいステージに立っています。

衣服という 着る というだけの機能を考えれば刺繍は絶対必要ではない。

ただ刺繍がある事により人々が喜び、楽しみ、癒される、そんな価値を創造するのが我々の仕事です。

会社や組織は形を変え、人も変わります。

しかしそこにある理念はいつも同じく

刺繍をもって、いかに人に喜んでいただけるか

という事であります。

少しでもみなさんに刺繍の良さをわかっていただける事を願っております。